こんにちは、猫猫(まおまお)です。
今では国際結婚も珍しくなくなってきましたが、日本はパスポート保有率が4人に1人だったり、島国であることも関係してか「海外とは縁がない」という人も少なくありません。
なので、「台湾人と結婚した」と報告すると、あれこれ質問を投げかけられることもしばしば。
今日は私自身の経験含め、台湾人との国際結婚を報告するとよく聞かれることをお伝えします。
特に日台国際結婚されてる方は共感していただけるのではないかなと思います!
ときに耳タコ?日台国際結婚あるある質問3選
他にもいろいろあるかもしれませんが、ここでは一番よく聞かれると思われる質問を3つご紹介します!
1:「国籍も台湾になるの?」
外国人と結婚する=国籍もその国のものに変わる、と思われていることも割と多いみたいです。
(自分が国際結婚とかまだ縁がなくて知らなかったときはどうだったかな……?)
卓球の福原愛ちゃんが結婚したときも話題になってたような気が。
結婚だけで国籍が変わることはないですが、結婚した二人の間に生まれてくる子どもの国籍が複雑になることもあって、「結婚するだけでも国籍変わるんじゃ?!」と思われてるのかもしれませんね。
2:「苗字は何になるの?」
日本では結婚すると夫婦が同じ苗字を名乗ることになっているので、「どんな苗字になるのかな?」と気になる方も多いようですが、台湾をはじめ中華圏では夫婦別姓が基本。
というか、台湾に限らず国際結婚においては苗字は変えても変えなくてもどちらでもいいんですよね。
外国人と日本人の国際結婚の場合は、夫婦別姓が当然に認められております。
最近は日本人夫婦の場合に夫婦別姓を適用させる事に関しての議論が活発ですが、国際結婚の場合のみに認められる事は不条理だという事も夫婦別姓賛同者の1つの意見としてあるようです。しかしこの国際結婚の場合に夫婦別姓を認めたという趣旨は、特例という意味ではなく、夫婦同姓に縛ることが出来ないというやむを得ない事情によるものです。なぜなら外国人が夫婦同姓は日本の戸籍を持つことができず、たとえ日本人と結婚したところでそれは変わりません。そして姓と名というものは戸籍と完全に結びついております。外国人にとって戸籍を持つことが出来ないという事は、日本の正式な姓と名というものを持つことができないという事になります。このような理由で国際結婚の場合に夫婦別姓が認められております。
私が知る限りでは、日台国際結婚でも台湾で生活している家族は夫婦別姓、日本で生活している家族は夫婦同姓にしていることが多いように思います。
台湾では夫婦別姓が当たり前なので、お父さんお母さんの苗字が別で、お母さんと子どもの苗字も別でも(※子どもは基本的にはお父さんの苗字になります)何の不思議もありません。
でも、日本の場合それだと変に思われてしまう可能性があるという理由からかな、と。
3:「南のほうの暑い国だよね?」
これは国際結婚に限らず、駐在などで台湾にいらしてる方も経験があるのではないでしょうか。
確かに台湾も南のほうの暑い国ではあるんですが、もうちょっと南西に位置するタイと勘違いされてることがよくあります。
東日本大震災で多くの義援金を寄せてくれたことなどもあり、海外に縁がない人の間でも”台湾”の知名度は上がってきているんじゃないかなぁとは思うのですが……^^;
ちなみに、私自身も日本で通っていた歯医者さんに最後に行ったとき「台湾に行くんです」と先生に話したら、実際に何と言われたかは失念しましたが、明らかにタイと勘違いされてる感じでした。苦笑
国際結婚は、多くの人にとって未知の世界!
私は大学時代外国語学部だったこともあり、国際結婚する友達も結構いたのであまり驚くことはありませんでした。
でも、実際はそういう環境ではない人のほうが多いんですよね^^;
「海外事情少しは知っといたほうがいいって!」と強制もできないので、もし聞かれたら簡単に説明してあげればいいんじゃないかなーと思います。